学校の先生の仕事は、子供たちに囲まれて楽しそうというイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実はかなり大変です。とくに生徒数の多い学校の先生は、色々と苦労があります。例えば、卒業記念のアルバム制作などは先生が行うことが多いですが、このアルバムに載せる写真の選定作業は、かなりの労力がかかると言われています。あのアルバムの写真は、適当に選定していると思っている人もいるでしょうが、実はすべての生徒が掲載されるように工夫してある場合が多いです。
そのため選定を人力チェックで行うと、生徒数が多い場合、膨大な時間がかかることになります。そこで近年、AIを活用して写真の選定作業を行うようなシステムが登場してきています。生徒数の多い学校では、定期テストの採点業務もかなり大変です。100人200人の生徒の丸付けをしなければいけないとなると、考えただけでも大変ではないでしょうか。
実際これくらいのボリュームになってくると、すべての丸付けを終えるのに数日かかってしまい、教師にはかなりの負担がかかります。そこで近年、採点業務を効率化するために自動採点システムを導入する学校が増加してきています。自動採点システムでは、解答をデジタル化してコンピュータ－のサポートを活用しながら、効率的に丸付けをすることが可能です。記号問題などは自動で採点できますし、特に嬉しいのは点数合計も自動でやってくれることでしょう。
テストの合計点数を計算するのは、かなり骨の折れる作業ですが、自動採点システムなら自分で計算せずともコンピュータ－が勝手にやってくれます。